賃貸でも安心!発泡スチロールで壁をレンガ風にDIY
「暗い壁紙のせいで部屋まで暗く感じる」「賃貸だから壁に押しピン痕を残したくない」そんな方にオススメのDIYをご紹介します。
壁紙の代わりに発泡スチロールを使うことで、張り替えができない壁もおしゃれなレンガ風に変えることができます。発泡スチロールは98%が空気でできているので、女性でも簡単に扱うことができるほど軽いのが嬉しいですよね♪
100均で売られている発泡スチロールではなく、ホームセンターで購入することができる大きいサイズの発泡スチロールを使えば、一気に仕上げることができるのでオススメです♪
- 発泡スチロール:部屋の壁のサイズに合わせて枚数とサイズを決める 今回使用したもの 910㎝×910㎝×1.5㎝
- 水性絵の具(スプレータイプのペンキでも◎)
- つる性のフェイクグリーン
材料
- ペン(できれば目立たない色、エンピツでも○)
- 30㎝定規
- 養生テープ
- 両面テープ
- 半田ごて
- 電動ドライバー
- ブルーシート(新聞紙でも代用可)
- 要らなくなった服などの布きれ(スポンジでも○)
使用した道具
- 約半日
作業に要した時間

準備
今回使用した材料のほとんどは、家にあるものや日常使いでゴミとなってしまうものです。厚紙(ティッシュ箱で代用)や布切れ(穴のあいたTシャツなど)、ブルーシート(新聞紙で代用)は捨てるついでにもう一仕事頑張ってもらいました。
代用できそうなものがあればうまく活用することでDIYを更に身近なものに感じさせてくれますよ。
手順
❶レンガ1個分の大きさを決める
厚紙(ティッシュ箱代用可)にレンガ1個分の大きさのラインを引き、長方形の形に切りとります。大きめのレンガだと柔らかい印象に・少し小さめだとスマートな印象になります。一般的なレンガサイズは21㎝×10㎝ですが、壁用だと10㎝×5㎝が主流です。今回は作業の手間を省くため、少し大きめの15.5㎝×5.5㎝にしました。
❷発泡スチロールにレンガの大きさに合わせたラインを引く
定規を使ってレンガの縦の長さに合わせて目印をつけ、一気に横のラインを引いていきます。引き終わったら、レンガの型に合わせながら縦線を引いていきます。1段目が終わったら、2段目は半分ほどレンガをずらした状態からスタートして線を引いていきます。(見えにくいかと思いますが、赤ペンでレンガの型に合わせてラインを引いています)

※1枚目の端の方は、2枚目とくっつけた状態でレンガ型を描いていきます。重なった時にレンガ模様がズレないようにするためです。
❸半田ごてを使って発泡スチロールを溶かしていく
※この作業はニオイがかなりキツイので、必ずベランダなどの屋外で作業して下さい。
半田ごてはしばらくすると先端が熱くなってきます。この熱を用いて発泡スチロールを溶かしながらレンガの形にしていきます。(やけどに注意)
ペンを持つようにスーッと滑らせるように使います。同じところに長時間押し付けると穴が開いてしまうので気をつけて下さい。
長方形の角を丸く溶かします。キッチリ形を整えるよりは雑に溶かしていく方がアンティーク調のこなれた感じが出ます。

❺発泡スチロールを繋げて壁に立てかける
発泡スチロールのつなぎ目となる端っこに両面テープを貼り、ところどころにボンドを塗ります。レンガ型がズレないように気をつけながら、つなぎ目を合わせます。
壁に養生テープを貼り、その上に幅広の両面テープを貼って、乾いた発泡スチロールを貼り付けます。さらに、棚やテーブル台などで押さえて安定させるとGOODです。
発泡スチロールのつなぎ目が隠れるように、つる性のフェイクグリーンを差し込みます。グリーンにはところどころ矢印のように尖った部分があるので、それを発泡スチロールに突き刺していくと道具を使わずに固定することができます。

ポイント
今回は黄土色をベースに、ベージュや茶色を使いました。窓側からの光が反射するので部屋も明るくなります。壁にコンセントがある場合は、あらかじめ発泡スチロールに印をつけてカッターでコンセント部分の枠に合わせて切り取って下さい。
絵の具の代わりにスプレータイプのペンキを使用する場合には、先に色を塗ってから半田ごてを使ってレンガ型に溶かしていくと溝にペンキが入り込むのを防ぐことができます。
感想
発泡スチロール、半田ごてはホームセンターで購入し、つる性のフェイクグリーンは100均で購入しました。
色は薄い色ならば、上から別の色を重ねることもできますし、失敗しても発泡スチロールの裏を使うという手もあります。
DIYで発泡スチロールを使ったレンガ風壁
編集後記
大がかりな作業ですが、難しいことはありません。家具の配置や模様替えをしなくても部屋の雰囲気が大きく変わりますのでオススメです。ポストカードなどの軽いものであれば、壁を傷つけることなく押しピンで刺すこともできます。
お読みいただきまして、ありがとうございました。