fbpx

紙やすりの選び方

紙やすりの選び方アイキャッチ

紙やすりは、紙でできたシートの表面に研磨剤が接着されているペーパーです。サンドペーパーとも呼ばれます。主に、木材や金属のケバだちを磨いて滑らかにするために使われますね。

研磨剤の中でも、紙やすりはとっても安価!他のサンダーや研磨剤とは違って、自在に使いやすいサイズに切り取ったり、破ったりして使えるので、手軽にDIYで用いられる便利な研磨剤です。ただし、使用した部分のペーパー表面は、すぐに研磨剤が剥がれ落ちてきます。研磨剤が剥がれてしまった部分は磨いても効果はなくなります。つまりは使用済み。DIYerさんなら消耗品として常備しておきたいアイテムです。

紙やすりは、荒くれた木部の凸部全体を削り取ったり、角を大きく削り落としたりするのには不向き…。金属などの堅い素材も得意ではありません。
研磨というと、言葉のとおり、研ぐことと磨くことを意味しますが、紙やすりに限っては、研いだリ削ったりするよりも、磨き上げる作業が得意です。
さらに紙やすりは、ペンキを程よく削り落としたエイジング加工や、金属の錆び落としなど、多目的に使いどころがあるのをご存じですか?紙やすりをうまく活用して、DIYスキルアップを目指しましょう!

紙やすりの種類や選び方の基本を紹介していきます。

紙やすり(サンドペーパー)の種類

紙やすりは、大きく分けるとシート部分の素材によって、5つの種類に分類されます。厳密にいえば紙ベースでないものも含まれますので、用途ごとに得意なタイプの紙やすりを使い分けできると、DIYの幅も広がりますよ!

紙やすり

いわゆる「紙やすり」。木工や工作などに多用され、最も普及している消耗品タイプの紙やすりです。
厚紙の表面が研磨剤でコーティングされています。30cm四方弱のサイズで数十円程度の価格で購入でき、お手頃ですが、耐久性がないので消耗品として買い足しが必要なアイテムです。

金属などの堅い素材には不向きで、主に柔らかい木材の磨き上げに使用します。

耐水ペーパー

紙やすり同様、厚紙の表面を研磨剤でコーティングしているペーパーですが、さらに耐水コーティングも施されているので、水や油を使いながらの研磨作業、いわゆる水研ぎ&油研ぎに使用できます。

※水研ぎ…やすりを水につけながら研磨すること。クズが水で落としながら作業できたり、摩擦熱を緩和できるメリットがあります。
もちろん、木材のように水研ぎ不要の素材にも使用できます。研磨力も強いので、金属の研磨にも向いています。

空研ぎやすり(からとぎやすり)

紙やすり同様、厚紙に研磨剤がコーティングされていますが、研磨剤に目詰まりを少なくするための加工や合成樹脂が含まれているので、耐久性が高いです。
水を使いながら研磨する水研ぎに対して、空研ぎとは、水や油を使わず研磨すること。研磨剤の粒子のサイズも豊富で、木材を使用したDIYにはおすすめの紙やすりです。

布やすり

通称「布ペーパー」と呼ばれる布やすりは、厚紙の代わりに布に研磨剤がコーディングされているやすりです。耐久性も研磨力も紙やすりよりは格段に上がります。破れにくいので、電動サンダーに取り付ける素材としてもよく利用されます。

布やすりは、鋭利な金属のバリ取りやサビ取りにも適しています。さらに柔軟性もあるので、曲面の磨き上げも得意です。ただし、布やすりは空研ぎ専用。水に濡れると研磨剤の粒子が流れ落ちてしまうので注意が必要です。

ポリネットシート

別名「網目状研磨シート」。名前のとおり、網目状になっている合成繊維に研磨剤がコーティングされたやすりです。ほかの紙やすりに比べて耐久性・研磨力ともに格段に高く、空研ぎ・水研ぎ・油研ぎ、いずれでも使用できる万能なやすりです。

目詰まりも起こしにくく、堅い素材も曲面も材質を選ばないスグレモノ。貴金属の研磨にも使用されています。ただし、値段は割高。

紙やすりで磨き上げ

紙やすりの粗さ

紙やすりの表面がザラザラしているのは、研磨剤の粒子が付着しているから。粒子は、用途に応じてさまざまな目の粗さが用意されています。目の粗さは「番手」と呼ばれ、#をつけた番号で表記されます。番手は40番~2000番まであり、粗目が40番、2000番は極細目です。

研磨作業は、粗目→細目の順で使用していきます。木材DIYの場合は、#100、#200、#400という風に、粗目から細目まで順に磨いていくといいですね。

  • 粗目#40~#100
    荒くれた素材の加工や凸部をならしたり、塗装をはがしたりするのに適した番手。金属のバリ取りや錆び落としにも使用されます。
  • 中目#120~#240
    錆びとりや工作品など精度に大きく拘らない作品のの仕上げに多用される番手。
  • 細目#280~#800
    塗装下地の処理に適した番手。研磨作業において粗目のあとの中研ぎとしても使用されます。
  • 極細目#800~
    塗装後の仕上げや硬い木材など傷をつけたくない作品の仕上げ用研磨に用いられる番手。
  • 超極細目#1000~#2000
    木工での使用頻度は低い。金属の汚れ落としや貴金属の光沢仕上げに使用される番手。

紙やすりを使いこなせばDIYの幅も広がる!

紙やすりは、木材や金属のバリ取りや塗装の下地処理、エイジング加工、錆び落としなどさまざまなDIYシーンで使用するマストアイテムです。紙やすりの種類や特性を理解して使いこなせれば、作品の仕上がりも驚くほど違ってきますよ!

適切なタイプと粗さの紙やすりを利用して、さまざまなDIYアイテムにチャレンジしてみましょう。

シェアする